口述対策
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
今日はGReeeNの「キセキ」でスタートします。
診断士試験に合格された方は、口述試験にとりかかる必要があります。
多分いろいろ情報収集されていると思いますが・・・。
予備校などの対策問題集の読み込み、与件文の読み込みが基本対策だと思いますが。
でも本番では思いもよらない質問が飛んできます。
対策問題集を丸暗記しても、思いもよらない質問に対応出来ません。
口述試験で必要な事はただ一つ
「とにかく何か話す事」です。
逆の事を言えば「沈黙にならない事」です。
私は事例Ⅰと事例Ⅱから質問が来ました。
事例ⅠのA社で海外展開をする場合の留意点を聞かれました。
こんな問題は対策問題集には無かったです。
私は事例企業のコアコンピタンス、SWOT分析は直ぐに話せるようにしました。
そして与件文は何度も読みました。
試験前日にホテルにこもって壁に向かって与件を読む。怪しい人ですね。
そして対策問題集を丸暗記ではなくて自分だったらどう答えるか?各事例企業をコンサルしてみて下さい。
自分でトコトン考えれば、本番で話せない事は無いですよ。
結論は、「上手く話すこと」では無いという事です。
事例企業について、自分の意見を熱く語ってみましょう。
あとは面接官も診断士です。
先輩診断士とのコミュニケーションを楽しむ位の感じで良いと思いますが・・・。
落とす試験では無く、社長とちゃんとコミュニケーションを取れるか試していると思います。
私の場合は、質問に対して全て答えた後に、面接官から「では、〇〇〇の視点から考えて見て下さい」と再度質問を受けました。
多分私が答えた回答が的外れだったのでしょうね・・・。
いわゆる助け舟です。
「はい、分かりました。〇〇〇の視点から回答させていただきます。」と切り替えて回答を話しました。
コミュニケーションなので、常に笑顔でハキハキと話しましょう。診断士が暗く話したら、社長と話が弾みますか?
試験後は解放感しかありません。私は早めに会場に入って口述試験を終わった方を見ていましたが、みんな緊張から解放された良い顔をしていました。
今年はコロナ対策でどのような試験方法か分かりませんが、口述対策までは気を抜かずに頑張って下さい。
ここまでは合格者に対しての話です。
ここからは来年2次試験を受ける方向けに話します。
口述試験対策は合格者だけでなく、2次試験を受験される方にとっても有効な勉強方法です。これは私が実際に口述試験対策を受けて気づいた事です。
実際の本試験ではどんな質問が飛んでくるか分かりません。ただ試験時間は80分と短いのも事実です。過去問の答えを一生懸命に覚えても、訳が分からない質問の中焦りが出て何も書けない。
先ほどの口述試験と同じ構図じゃないですか?
ただ口述試験は何か話せば大丈夫ですが、2次筆記試験は何か書いただけではダメという事です。解答が合格レベルで無ければダメという事です。
事例企業をさまざまな角度から分析して自分の言葉で話してみる事は2次試験対策では重要だと思います。
自分の頭で考えてみる事です。正解の丸暗記は通用しません。
事例Ⅰの企業をマーケティングの側面から分析してみることも良いでしょう。
事例Ⅲを組織面から考えても良いですし、いろいろな側面から検証してみると現場対応力が身につくと思います。
現場対応力・・・これが試験合格へのキーワードかもしれません。
では今日はこのへんで。
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