事例Ⅳ 難易度評価について
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
事例Ⅳについて直前対策を書いています。
事例Ⅳでは難易度評価が重要なポイントです。
皆様は難易度評価について、ご自身の基準をお持ちですか?
難易度評価というと難しい表現かもしれませんが、どういう問題が難しいか、解きやすいか基準を設ける事です。
私の場合は、この基準で難易度評価をしています。
①問題特性
②制約条件
③解答欄、設問構造
①問題特性は設問のジャンル毎に難易度評価をすることです。
私の基準では、
・難易度低め(簡単な問題)
CF計算書
セグメント会計(限界利益・貢献利益)
為替予約・オプション取引
・難易度普通
営業レバレッジ
・難易度高め(難しい問題)
設備投資の経済性計算
デシジョンツリー
難易度が低い問題は確実に得点をゲットする。
難易度が高い問題は始めから部分点ゲット作戦です。
②の制約条件について書きます。
問題文にいろいろな条件を付けて複雑にするパターンです。CVP分析の問題に多いです。
客数と客単価を変動させたり、費用項目を変化させるなど受験生が行う処理を増やすパターンです。
パッと見で事例Ⅳは設問文が長い問題は要注意です。制約条件がいろいろ付いている可能性が高いです。
逆に事例Ⅰから事例Ⅲまでは設問文が短い場合は要注意です。設問文が長ければ、設問中に切り口などのヒントが入っているケースが多いです。
③解答欄、解答構造
解答欄については、「計算過程を書きなさい」といった解答欄が大きく記述式が多い場合は得点可能性が高いです。部分点ゲットで得点積み上げが出来るからです。
解答構造については「第2問設問1 設問2 設問3」となっているパターンです。
設問1を間違えると設問2、設問3も芋づる式に間違えるパターンです。
これから問題毎の難易度を見極めます。
皆様それぞれの方法で良いのですが、難易度評価の基準を持っておきましょう。
あとは配点です。配点チェックしていますか?
難易度が低く配点が高い問題から解いた方が効率的ですよね。
難易度が高く配点が低い問題を意地で解いてもコスパが悪いのは言うまでもないです。診断士試験の試験時間が2時間あれば良いですけれども、80分しか無いですから。
優先順位を付けて解いて下さい。
皆様は過去問の論点は解かれてきたと思いますが、事例Ⅳの戦略についてのノウハウは暗黙知になっています。
難しい事を書いているようですが、ご自身の80分の立ち振る舞いを決める事です。
初学者の方は初めての受験なので、イメージが湧かないと思いますが4事例何事も無く試験が終わることはありえないです。
多年度生の方は、いろいろな事件を味わっていると思うので、少し振り返ってご自身の対応の仕方を決めていきましょう。自らの傷口に塩を塗るようですが・・・。
本試験まであとわずかですが、ご自身と向き合ってラストスパート頑張って下さい。
そして風邪などを引かないようにして下さい。
今日はこのへんで終わります。また明日へ。
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