事例Ⅳについて
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
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今日は事例Ⅳについて話していこうと思います。
最近の2次試験の傾向を見ると事例Ⅳの難易度は低いと思います。
去年の事例Ⅳも私は70点を超えました。
これだけ見ると、「事例Ⅳでハイスコアを取って逃げ切る作戦」も戦略としてはアリだと思います。
でも私はあまりお勧めしません。
理由は事例Ⅳは難易度調整を図るのに一番簡単な事例だからです。
先ほどの「事例Ⅳ逃げ切りパターン」はストレート生にはお勧めします。
去年みたいに簡単な事例Ⅳであればハマるからです。
ただ、昔の事例Ⅳは大荒れでした。
平成22年より昔の事例Ⅳは結構キツイです。
最近5年分の事例Ⅳしか解いていない人はかなり難しく感じると思います。
要は試験委員が難しくしようと思えば、簡単に難しく出来るのです。
それも大体の得点可能性も一番予測しやすいと思います。
事例1~事例3では難易度を上げたとしても、受験生が何を書いてくるか予想はつきません。本当に難しければ0点解答も・・・。キーワードかすりで部分点が良いところでしょう。
でも事例Ⅳの場合は、デシジョンツリーや設備投資の経済性計算の問題を出せば簡単に難易度は上げられます。
解答構成も計算結果だけを書かせれば難易度の高い問題は解けません。
計算過程を書かせる構成であれば部分点は取れますね。
キャッシュフロー計算書の問題は出せば、容易な問題も多く得点可能性は高まります。
これからも出題者は簡単に難易度調整を図りやすいという特徴が分かります。
本当に難しくしようとすれば簿記1級論点を出題すれば、一部の受験生しか得点できないでしょうし。
なので多年度生の方は事例Ⅰ~事例Ⅳまで万遍なく得点できるように頑張りましょう。
当たり前じゃないかい!!と思われるかもしれないですが、一番合格可能性を高める作戦だと思います。
今年は2次試験の受験生は過去最多になると言われているじゃないですか。
しかし、合格できる人数は1,000人前後と言われています。
合格者がバンバンでるような試験では診断士の価値はあまり無いと思いますし。
一応難関資格と言われていますので・・・。
では事例Ⅳ対策はどうすれば良いでしょうか?
私はやはり過去問だと思います。
当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが・・・。
事例Ⅰから事例Ⅲまでは過去問重視の方が多いのですが、事例Ⅳになると一般の問題集を解いてみたり、簿記1級の論点を勉強したり、いろいろな事をやり出す方が多い印象です。
過去問で出題されている論点→受験生が得点すべき論点
過去問で出題されていない論点→受験生が得点できない論点
こんな括りで考えて良いと思います。
過去問で出題されてない論点で得点できるのは一部の受験生だけだと思いますよ。
上位2%とか・・・。そんな感じじゃないですか。
簿記1級とか難しい問題集をやる事は上位2%の方と勝負する戦略ですよね。それをやってもあまり意味ないかなと思います。
そもそもマニアック問題は出題確立が低いですので。的中すれば良いですが。
まずは過去問の頻出論点を解けるようにする事だと思います。
結構昔の過去問と同じ論点が繰り返し出題されています。
それに事例Ⅳで一番合否を分ける事はタイムマネジメントだと思います。
計算問題集を解いたら計算力は上がると思います。
ただ計算力だけでは80分の試験で合格答案を提出できない可能性の方が高いと思います。
計算力があるのは当たり前です。それに加えてタイムマネジメントする力を付けることにより事例Ⅳは安定して得点できると思います。
繰り返しになりますが、今年の2次試験は受験人数が多いことは間違いないでしょう。
私が試験委員であれば、事例Ⅳを激ムズにしますね。
諦めずに得点を重ねる事が出来る受験生は得点が取れますし、諦めた受験生は得点ゲットが難しくなります。
簡単に受験人数を絞れますので・・・。
こればかりは分かりませんね。
でも事例Ⅳは諦めずにコツコツ得点を重ねられる人、ケアレスミス発生を防止出来た人が合格点を取れると思います。
今日はここまでにします。また明日へ続きます。
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