事例2実践編⑥
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
お盆休みの方も多いですかね。私も夏休み中です。
ちょっと時間が空きましたのでこんなものを作りました。
牛クリックです。バンバン押してやって下さい。宜しくお願いします。
私も夏休み中ですが、いろいろやる事もありまして・・・。一応毎日更新を続けていますが、ショートバージョンになる日もあるかもしれません。ご了承いただけると有難いです。牛クリック作る時間があるだろう!!というツッコミは無しにしていただいて。
平成28年事例2も最終問題になりました。では解説していきましょう。
第4問(設問2)
B社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらうために、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーションを展開するべきか。80字以内で提案せよ。
今まで販売は卸売業者Z社にお任せモードであったB社がインターネット販売に乗り出しました。インターネット販売に本腰を入れるB社に助言する問題です。
これが成功する事によりB社は顧客からの生の声を取り入れることが出来るチャンスになります。もちろん売上増加にも繋がる事が出来ますし・・・。
さて考えていきましょう。
この問題で聞かれれている事はなんでしょう?
「マーケティング・コミュニケーションをどう展開すべきか」という事が聞かれています。
制約条件は何ですか?
「インターネット上」です。インターネットで無い事を書いたら即アウトになります。
字数は80字です。聞かれている事に対して字数は少ないです。こういう問題は結構難しいかもしれません。コンパクトに答えを編集する必要がありそうです。
目的は「B社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらう」ためとあります。
これをまとめると
B社のインターネット販売で購入するお客に対して再度リピート利用するために、インターネット上でコミュニケーションを取って仲良くなる施策を聞かれています。
マーケティング・コミュニケーションが聞かれているので、販売する事とはニュアンスが違います。あくまでコミュニケーションですから。
マーケティング・コミュニケーションの問題
・双方向のコミュニケーションが鉄板論点になります。
①情報の発信
②情報の収集
そして目的はリピートしてもらう事です。
リピートしてもらうためにはどうすれば良いですか?
定期的な接触→顧客関係性の向上→リピート販売促進
この方程式も使えます。リピート促進が聞かれたらこの方程式を使えば字数を稼げてまとまった答案になります。
そしてインターネットといえばSNSが定番です。
先ほどの①情報の発信②情報の収集で具体的な例を考えていきましょう。
①情報の発信ではどんな事が考えられるでしょう?
・SNSで新メニューを定期的に発信し定期的な接触を図る
・メールで定期的にDM送付
・HPで健康レシピ掲載
診断士試験で言えばDMが定番ですが、最近はSNSで自社情報である強みを発信するケースが多いと思います。
ブログは一切出てきません・・・。確かに自分が社長だとしたらブログは選択しないですね。
情報の発信→定期的な接触を図る→顧客関係性の強化→リピート購入を促進
こんな感じで矢印がつながっていくイメージを持っていました。
②情報の収集ではどんな事が考えられるでしょう?
・SNSで顧客から料理レシピを募集し投稿させる
・HPで顧客からの問い合わせに対応する
顧客から投稿させてB社のロイヤルティを向上させるイメージを持っていました。
あとは過去問を解きながら、ご自身で整理してみてください。
私の経験からブログはサッと読むものと認識しています。多分これを読んだだけは身につかないでしょう。
これからはご自身で嫌という程過去問を解いて、嫌という程間違えて・・・。それを繰り返して解法は身に着くものです。
初学者の方で全然解けないという方いますけど、そんなの当たり前です。初学者がササっと解けたら中小企業診断士試験の価値はどうなんでしょう。
一部のスーパーマンみたいな人はいるかもしれないですが。
ほとんどの人は今の時点で解けないですよ。これから愚直に過去問と向き合う事です。それが合格につながる道になりますので・・・。では今日はここまでにします。
参考になりましたら、是非牛クリックをお願いします。私のモチベーションが上がりますので・・・。