事例2実践編⑤
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
事例2の解説が続きます。皆様勉強は順調に進んでいますか?
事例4は答えがはっきりしていますので、勉強の仕方も分かりやすいのですが・・・。
事例1~事例3は分かりにくいですね・・・。
勉強方法についても今後記事を書いていこうと思います。
平成28年事例2の続きです。
第4問(設問1)
インターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべきブランド戦略を50字以内で提案せよ。
ブランドの話ですね。
ブランドも良く出題されます。
診断士1次知識としては、ブランド戦略として次の4つのキーワードがあったと思います。
ライン拡張
ブランド拡張
マルチブランド
新ブランド
いわゆる「ラブマシーン」っている語呂合わせで覚えていますが・・・。
モーニング娘も懐かしい時代になってしまいました。
これはあくまで1次試験対策として・・・。
ブランド力が高いとどういうメリットがあるのでしょうか?
私はブランド物は全く分からないですが、例えばシャネルにしましょうか。
「私はシャネラーだからシャネルしか持ちませんわよ。おほほほほ・・・」
「シャネルだから高級そうだわ。私は安物は持ちませんわよ。おほほほほ・・・」
ブランド力が高い=商品力が高いという事を表します。
また他の商品と識別する事を意味します。
「商品力が高い=商品の知名度が高い=商品が売れる」という流れだと思います。
これは学術的では無く私のイメージですが・・・。
この事例の場合はしょうゆ販売は卸売業者であるZ社に任せっぱなし・・・。
最終消費者との接点を持とうとインターネット販売に乗り出すわけですが、Z社が難色を示している。
そりゃそうですよね。Z社と同じ商品をインターネット販売したら・・・。
カニバリゼーションってやつですね。
そんな難しい事言わなくても単純にZ社の売上が下がりますもんね。
少し脱線しますが、タレントのアンミカさんがいます。
今や「通販の女王」として君臨します。アンミカさんが宣伝すれば商品はバカ売れです。
アンミカさんは元パリコレモデルでもあります。しかし、パリコレモデルは他にも一杯います。しかし、「通販の女王」はなかなかいません。
これはブランディングで他者と識別しています。やはりブランド力があると強い事が分かると思います。
インターネット販売で通販を思い出したもので、書いてしまいました・・・。
話が逸れましたが、B社がインターネット通販を行うためにはZ社の難色を解かなければなりません。どうしましょう?
Z社への販売を断ったらB社の売上が下がるので現実的ではありません。
ブランドが問われているから「別の名前で売れば良いんじゃないですか?」
こんな感じの事を書けば良いんじゃないですかね。
インターネット専用ブランド名を付けてZ社の難色を解消することを書ければ十分だと思います。マルチブランドなんでしょうが、別に1次知識をそのまま書く必要もないと思います。
「Z社とまるっきり同じ商品売ったら多分Z社怒るからさぁ。別の名前で売りますか」
こんな感じですか。分かりやすく書くと・・・。
平成25年事例2でも地域ブランドについて出題があります。
地域ブランドの確立がテーマでした。
これも地域ブランドというと難しく感じるかもしれませんが、要は地域と商品の強みをマッチングさせてどうアピールするか?という事です。
これも後で見て下さいね。
中途半端な字数になってしまいました。
平成28年第4問は難しく考えるとなかなか解答が書きずらい問題です。割り切って単純に書く事も80分の中では有効な解答手段ですので・・・。
では今日はここまでにします。
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