難易度評価の方法
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
いままで事例4の「前半20分までの戦略」について書いてきました。大体の手順は分かりましたか?
ここでもう1つお話します。
事例4は何回も話しましたが時間が短いので、戦略を立てることが重要です。
極力、配点が高く難易度が低い問題から解けばそりゃ良いですよね。
「配点×難易度」の見極めが重要です!!
配点は解答用紙分析で分かってますね。
問題は難易度の見極めです。
これってあんまり公表されていないですかね?神のお告げで決めますっていう人は放っておいて。気をつけるポイントは
①問題特性
②制約条件
③解答欄、設問構造
です。
順に説明していきます。
①問題特性ってなんじゃ?
簡単に言うと、どういうジャンルの問題が簡単か?難しいか?です。
・難易度低め(簡単な問題)
CF計算書
セグメント会計(限界利益・貢献利益)
為替予約・オプション取引
・難易度普通
営業レバレッジ
・難易度高め(難しい問題)
設備投資の経済性計算
デシジョンツリー
大体こんなものですかね?
難易度低めの問題、特にCF計算書は間違えると致命的です。合格者は確実に得点ゲットしてきます。また時間もそれほどかからないです。
セグメント会計も簡単ですね。いわゆる事業継続していきますか?貢献利益を単純に計算してプラスなら事業継続OKみたいな問題。見たことあるんじゃないですか?診断士試験この論点好きですね。
為替予約、オプション取引もワンパターン問題です。文章対策もやっておけば確実に得点ゲットです。
逆に難易度高め問題の代表格は設備投資の経済性計算です。
別に時間をかければ解けるんですよ。ただし何回もお話してますが、事例4は時間との勝負です。
設備投資の経済性計算の問題で計算過程の記述無しに計算結果だけを答えさせる問題=飛ばして下さい!!
これって計算過程を一つ間違えたらアウトです。
この問題に時間を使うなら見直しに時間を使いましょう。
計算過程を記入するタイプの問題であれば、部分点ゲットして終了です。
デシションツリーは受験生の時から「今年はでます!」って毎年言われても、出題されないですね。「出る出る詐欺」です。場合分けが面倒くさいんです。でも結論は決まってます。「初期投資は行う。調査の結果、高付加価値であれば投資する。低付加価値の場合は投資しない」です。大体このパターンです。計算結果は適当に書いて、文章問題だけ書くので良いのでしょうか?
難易度簡単~普通の問題で得点ゲットして、難易度高めの問題は部分点取れれば良いくらいの感覚でOKです。
②の制約条件については明日書きます。
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