令和元年事例4の作戦①
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
コロナウイルスの影響で3連休も外出自粛ムードですね。私の投資信託も大打撃でございます・・・。そのなご時世なので今「ZOOM」って流行ってますよね。昨日も仲間と「ZOOM勉強会」を開催しました。
参加者は中小企業診断士合格者で東北、関東、関西までさまざまな方と繋がることができて嬉しかったです。
個人的にZOOMセミナーとか出来たら良いなと密かに思っています。
さて本題です。事例4について書いていますが、今までの復習です。
事例4のルール
1.解答用紙を分析する。
2.与件文を読みながら財務指標に当たりをつける
また「試験開始後20分で試験結果は決まる」とも言いました。
では令和元年事例4で具体的に検証していきますね。
試験開始後20分というのは、与件を読んで財務指標に当たりをつける。そして解答する順番などの方針を決めるまでを言います。
最初の手順
1.解答用紙を分析する。(解答はご自身で用意してくださいね)
具体的手順は
①配点チェック
②第1問で経営分析の解答フォームはあるか?
③第2問以降の解答フォームをチェックする。
解答欄チェック→大きな解答欄で計算過程を書かせるものか?小さな解答欄で解答のみを書かせるものか?
④CF計算書、セグメント別会計など独特の解答フォームのものはあるか?
まずは①配点チェック
第1問 25点
第2問 25点
第3問 30点
第4問 20点
第3問の配点が若干高めです。
②第1問で経営分析の解答欄があるか→ありますね。例年通りの出題でホッとします。
③第2問以降の解答フォームをチェックします。
第2問、第3問で大きな解答欄ありますよね。これは「計算過程」を書かせる問題です。つまり部分点を稼げる可能性が大きいです。
第4問はマス目見えますね。これは文章で解答を書かせる問題ということが分かります。つまり何か書いておけば点数がもらえる可能性が高いということです。
何か書いておけばって書いてますけど、あくまでも診断士知識の常識的な事を書かなくては駄目ですよ。
この時点で「今年の事例4は何とかなるんじゃね」って感じがしてきます。
作戦としては、第1問の経営分析で25点中20点を確保
第4問の文章題で20点中15点確保
第1問と第4問で35点確保はノルマ!
合格点である60点をゲットするには第2問と第3問で25点は最低確保する必要があります。
ここで助かるのは計算過程を書かせる問題があることです。第2問第3問とも設問1は多分単純な計算問題で細かな配点は分かりませんが多分10点は確保できるはず。
残りの15点は残りの計算問題と例え正解が出なくても計算過程を書けば、何とか得点ゲットできそうじゃないですか?
逆のパターンを紹介します。
第1問では経営分析の問題が出ない場合、何か通常の事例4とは違い何かが起こることを意味してます。
第2問以降で大きな解答余白が無く、数値だけを書く狭い解答欄ばっかりの場合、計算過程ではなく答えをズバリ書かせる問題になります。ということは計算過程は書けず部分点は貰えず、ズバリ解答があっているかしか見ていません。つまり計算ミスを一つでもしたら終わりです。
ここまで試験開始から解答用紙を見て瞬間的に判断できるようになります。
瞬間的って言い過ぎじゃね!なんて言ってる人いませんか?
まずは解答用紙を分析する意識を持っているか?持っていないか?で事例4の戦略は大きく変わります。
ではまた明日へ続きます。
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