令和2年事例Ⅳ分析②
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
昨日は事例Ⅳの経営分析を検証しました。今日はその続きです。
事例Ⅳで落ち込んでいる方が多いので、元気が出る歌をお送りします。
プリンセスプリンセスの再結成した時は感動を覚えました。
学生の時に夢中になっていたバンドが時を経て復活するなんて・・・。
40代以上の方は同じ感動を覚えた人も多いんじゃないでしょうか。
若い方はすいません。おじさんの独り言だと思って下さい。
さて時を戻して令和2年事例4です。
私が選んだ経営分析は
①優れているもの・・・売上高総利益率
②劣っているもの・・・有形固定資産回転率、負債比率
でした。
負債比率(自己資本比率)は鉄板で選びました。
安全性はこれで確定しました。
後はどの指標を重視するかです。
私は有形固定資産回転率を重視しました。
根拠は昨日書きましたが、作問者からのメッセージ性が一番強いと考えました。
これで②劣っているもの2つが固まりました。
同時に効率性、安全性2つが決まった事になります。
①優れている指標の候補は売上高総利益率、棚卸資産回転率になります。
普通に収益性から売上高総利益率を選択しました。
棚卸資産回転率に込められたメッセージよりは売上高総利益率の方が高いと考えました。
ただ別解はいろいろあると思います。
負債比率(自己資本比率)は鉄板指標とします。
売上高営業利益率を悪い指標として一番重視した場合は、収益性と安全性が固まりました。あとは良い指標を一つ選ばなければなりません。
収益性を2つ選択することは難しいと思いますので、残る一つは効率性から棚卸資産回転率になります。
①棚卸資産回転率
③負債比率(自己資本比率)
というパターンもあります。
②の売上高営業利益率と売上高経常利益率はどっち選んでも良い気がします。
③で負債比率を書いた場合は借入が多い事を重視していますので、売上高経常利益率を書いても全く問題ありません。
与件に「費用負担が重い」とありますし、販売管理費が大きいこともあり売上高営業利益率も当然に悪いです。
私が思いつくのはこのパターンです。どうでしょうか?
第2問ではステーキ店を閉店するか検討しています。
なので有形固定資産回転率は悪いはずです。
第3問は買収に関する設問でした。これは自己資本に関する事なので自己資本比率が焦点だったかも知れません。
第4問はROIに関する設問です。
ROIは投資対効果に関する指標です。それも戸建住宅事業に対する投資に対する効果を求めさせています。やはり有形固定資産回転率に関する事です。
そんな事もあり、有形固定資産回転率が悪い事を一番重視して考えました。
設問2は設問1で選んだ指標の内容を含んだ形で書いておけば大丈夫かと思います。
第1問の経営分析はいろいろな解答パターンがありました。
どれも得点は入りそうですね。
第1問でガッチリ点を取る事は今年の試験では特に重要かもしれません。
今日はこのへんで終わりにします。
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