本試験当日の心構え
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
このブログは多年度受験生を応援するブログをコンセプトに開始しました。今年は絶対合格するぞ!という想いは強いでしょう。
診断士2次試験は1年に一度しかない試験という要因もあり、気合いが空回りして普段通りの力を発揮できない人が多いような気がします。
合格を勝ち取ろうとするあまり「いつも通りの行動が取れない事」が主な原因のような気がします。
いつもより慎重に設問分析を行い、いつもより与件文の読み直しを多くする。解答もいろいろな可能性があるかもしれないので、考える時間に多くを費やす。そしてきれいな字を書くためにゆっくり解答を書く。
これは当然の行動かもしれません。後悔したくないのは本気で勉強してきた人ほど強いですから・・・。
しかし、そうしている間に80分の試験時間は無常にも過ぎていきます。そして焦りとの勝負が始まります。
私も事例Ⅲで手が震えて文字が書けなくなった事が過去2回ありました。
普段の仕事では絶対こんな事はありません。診断士試験会場で初めて味わった経験でした。手が震え、文字もブレブレ。読みやすいとは言えない字で何とか解答を書きましたが不合格でした。
模擬試験でいくらシュミレーションをしても本試験の緊張感は半端ないです。
予想外の出来事がいろいろ起こるものと思って下さい。
こうして過去の経験を書くのは皆様を脅している訳ではありません。
今年はコロナウイルスの影響でただでさえ模擬試験が会場で受験できなかったり、本番を見据えたシュミレーションが取れていないと思います。
本試験で何を事件が起こらず平和に試験が終わる事は無いと思っていた方が良いです。
事件が起きているのは自分だけで無く、周りの受験生も何かしらの事故が起こっていると思って差し障り無いです。
焦らず対応しましょう。ただそれだけです。
★ファイナルペーパーについて
当日の対策としてファイナルペーパーを作られる人も多いですね。
ちなみに私はファイナルペーパーを作っていません。
ファイナルペーパーを作っても作らなくてもどちらでも良いと思います。
一番止めた方が良いのは、参考書を抱えて試験会場に行く事です。
試験当日に何を見ても頭に入らないと思います。重い荷物を持つだけ体力を奪うだけなのであまりお勧めしません。
試験当日は何も対策なんて出来ないと思っていた方が良いです。
試験の合間は次の80分の試験時間に向けて休んだ方がベターだと思います。
私はトイレに行く→軽くストレッチ→机でうつ伏せになり休むことをしていました。
昼休みは寝られる人は寝た方が良いです。私はうつ伏せになりひたすら体力回復を図りました。
診断士試験はある意味サバイバルです。集中力が途切れた瞬間に何かが弾けてしまいます。
★タイムマネジメントについて
本試験当日はいつも通りの行動が取れません。これを始めから意識して、タイムマネジメントは早めに設定した方が良いでしょう。
5分位早めに行動することをお勧めします。
タイムマネジメントに絶対の自信を持つ人であれば「いつも通りの行動」でも良いと思いますが・・・。
5分位あれば何が起きても対応が出来ると思います。
とにかく時間切れで何も書けない事は絶対に避けたいです。
皆様がやるべき事は80分の試験時間の中で60点の合格解答を置いてくる事だけです。
40点は点数を落としても大丈夫です。本試験では良く分からない問題も出題されます。良く分からない問題はみんな分からないので、割り切って解答を書くしかありません。そんな問題でこだわると良い結果は得られない可能性が高いです。
最終的に言いたいことは「本試験で上手くいかない事まで想定しておく」事が重要です。試験後に悔やむよりは100倍良いです。
では今日はここまでにします。また明日へ。
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