難易度評価について
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
今日は難易度評価についてです。
昨日は得点可能性について話しました。得点可能性の見極めは難易度評価が適切に出来ることが前提になります。
特に事例Ⅳです。
事例Ⅳでは難問と言われる問題を一生懸命に頑張っても解ける人は少数です。
難問に一生懸命取り組んでも正解が合っていないと0点です。
それが現実なんです。
それならば解けそうな問題に時間を費やした方が得策だと思います。
試験時間も80分しか無いですし・・・。
◎超ムズレベル
設備投資の経済性計算
デシジョンツリー
この2つは部分点で良いんじゃないですか・・・。
計算過程を書かせる問題であれば、別に答えまで求めずに途中まで計算過程を書いて終了で良いと思います。
または途中まで適当な計算式を書いて、最後に「NPV>0だから投資する。」と書いておけば部分点はもらえると思います。
邪道かもしれないですが、試験に合格する事が目的ですからね。
分からないからと言って空白では0点です。
ディジョンツリーも私が受験生の時から「毎年出る」と言われ続けてます。
しかし、試験に出題されないですね。
「出る出る詐欺」と命名したいくらいです。
計算結果のみを求めさせる問題は、私は手を付けないですね。時間が余ったら解くかもしれません。
ディジョンツリーの文章題はパターンがあります。
「研究開発は投資する。高付加価値であれば投資する。低付加価値であれば投資しない。」そんな感じの結論になるはずです。
これパターンで意思決定について書いておけばOKだと思います。
逆に難易度低い問題です。
キャッシュフロー計算書
経営分析
貢献利益
これらの問題は絶対に正解したいです。
出題する方としても小細工が難しいからです。
・キャッシュフロー計算書は過去問レベルを解けるようにすればそれでOKだと思います。
・貢献利益は「この事業から撤退しますか?」みたいな問題で出題されます。
「貢献利益がマイナスであれば撤退する。プラスであれば撤退しない。」ただそれだけなのですが、診断士試験はこの論点がお好きで・・・。過去問で何回も出題されています。
・経営分析は最近与件文からは絞れないように工夫している印象です。
でも別に難しくは無いですよ。直前期は過去問の経営分析だけ絞って勉強しても良いと思います。ただし、ただ指標を選ぶだけではダメです。
「なんでこの指標を選んだのか」自分で説明してみて下さい。
経営指標を選ぶ判断基準がしっかりしていればOKです。
経営分析の文章題は練習ですね。自分のパターンを作っておけば良いと思います。
あとの問題は普通レベルに分類されます。
あとは難易度評価で大切な事があります。
過去問で出題されていない論点は難易度が高い事です。
いわば見た事が無い問題です。
「こんなの知らねーよ!!」という問題は「みんなも知らねーよ!!」という事になります。
試験会場中に「こんなの知らねーよ!!」オーラが出ていることになります。
試験会場がどよめくパターンです。
「こんなの知らねーよ」問題で差はつきません。だって知らねー問題だからです。
逆の事を言うと、みんなが見た事がある問題は差が付きます。
みんなが見た事がある問題=過去問になります。
本番で過去問の頻出論点をケアレスミスなく解けるようになれば、合格点は堅いでしょう。
たまに模擬試験で超絶難しい論点から出題される事もあるでしょうが、私は全部無視していました。
これは皆様にお任せしますが・・・。
超絶難しい論点が出題される可能性も低いと思いますので、過去問中心が一番お勧めの勉強法だと思います。
今日はこのへんで終わりにします。また明日へ続きます。
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