直前期の勉強方法
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
シルバーウイーク3日目いかがお過ごしでしょうか。
超追い込みだといって猛勉強しても限界はありますから、効率を考えて勉強しましょう。
直前期の今だから心がけていただきたい事は、勉強をした後に「自分が何を得たのか?」再確認する事です。
過去問演習が重要な勉強法になりますが、惰性で過去問を解くだけではそこから得られるものは少ないと思います。
私の直前期の勉強法を一応書いておきます。
私は「設問文を読む」「与件文を読む」「解答骨子を考える」までを前半40分で行っていました。後半40分は解答に落とし込むだけです。
私の場合は「前半40分のプロセス」を何回も繰り返して解きました。
そして自分のやったプロセスをエア講義していました。一人でこっそり・・・。
ポイントはエア講義です。
「前半40分で解いたプロセス」これはインプットです。
エア講義:自分の口で言葉として発する事になりアウトプットになります。
このインプット→アウトプットの繰り返しを行うことにより、解答プロセスを定着させました。
また前半40分を繰り返して解く事により、スピードが増します。
素早く読んで、考える事が出来るようになってきます。
私は前半40分の出来で試験結果が決まると思っています。
後半40分の書くパートで劇的に何かが変わることは稀だと思います。
やはり80分の試験時間の中では「考える」部分で合否の差が産まれると思います。
過去問演習を行いながら、
①前半40分のパートの中で「考える」時間をいかに増やせるか?
②「考える」スピードをいかに速くするか?
この2点はいつも考えていました。
「設問分析」「与件を読む」プロセスは合否に影響しないの?なんて声があるかもしれないですが、その部分は合格する為には当たり前に出来る事が前提だと思っています。
いわゆるB評価になるまでの前提条件です。
「思考プロセス」と「作業プロセス」という分け方をすると「設問・与件を読む」事は
「作業プロセス」に当たります。「考える」事は「思考プロセス」になります。
「作業プロセス」はサクッと切り上げて「思考プロセス」に時間を確保する事が必要です。
私は「80分の試験時間の中で考える時間が少ない」という自分の弱みを改善する事が必須だったわけです。
皆様も自分の弱みを分析できていますか?
個人個人で弱みとなる部分が違うので汎用的な事しか書けませんが・・・。
「考えるスピード」を速くするという課題には、百人一首と同じ考えを取り入れました。「ちはやふる」みたいな感じですかね・・・。
百人一首は今は競技用かるたと呼ばれているのですね。
上の句を読まれた瞬間に札を取りに行く。超越したスピードです。
これを診断士試験に応用すると「鉄板論点やキーワードに対する反応スピード」です。
生産管理というワードが出てきたら「生産計画と生産統制」という切り口を瞬間的に想定する。
コミュニケーション戦略であれば「①情報発信②情報収集③顧客間交流の促進」などの切り口を瞬間的に想定する。
この反応スピードをとにかく上げることです。
いつも携帯に「キーワードとそれに対応する切り口」を入れておき隙間時間にトレーニングしていました。
この練習は本試験対応に役に立ちますので、良かったら実践してみて下さい。
とにかく80分の本試験で一番ネックになる工程を改善する。
「ボトルネック工程を改善する」これは事例Ⅲの頻出論点です。
これをご自身の解答プロセスに当てはめて下さい。
そんな感じで今日は終わりにします。
今日はここまでにしましょう。ではまた明日へ。
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