事例3対策:作業効率化
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
今日から6月ですね。
6月は銀行でも人事異動と四半期開示が絡むので忙しいっす😅支店長が異動になったらもう大変。一大イベントみたくなります。私の異動は微妙レベルかな?
今日から診断士ネタを増やしていきます。先週は銀行ネタ多めだったので。
事例3の途中でしたね。生産計画と生産統制については鉄板論点なので復習宜しくお願いします。
今日は生産効率化について書いていきます。
これも鉄板論点です。生産計画をしっかりと立てても、いざ製造したらゲキ遅では意味がありません。ではどうしたら早く作れるのでしょうか?
事例3の考え方としては
①作業者のスキルを上げる
②誰でもスムーズに作れるようにする
この2点が問われる可能性が多いですね。
①の「作業者のスキルを上げる」事は多能工化の論点です。
では多能工化する為にはどうすれば良いでしょうか?OJT、研修が多いですね。私は「マンツーマン指導」というフレーズを使っていました。マンツーマン指導=一生懸命に教えてる!みたいなイメージですかね。
これは作業者自身のレベル上げですね。メタルスライムを倒しまくってレベルアップする感じですか?最近のドラクエはやっていないけど、メタルスライムってまだいるのでしょうか?
②の「誰でもスムーズに作れるようにする」は標準化・マニュアル化の論点です。
標準化が問われる場合は、「みんなやり方バラバラですねん」みたいな時です。
そりゃ作業方法がバラバラだったら、当然C社全体としてはムダが発生します。
マニュアル化は「私はここの担当ですから、他の担当の事はわかりません」みたいな時です。マニュアル見ればなんとかなるんじゃね!って感じです。
事例3はムダ・ムラ・ムリを改善する事例です。そもそも事例3で登場するC社が、ムダ・ムラ・ムリが無ければ診断士登場する幕はございません。
大体どの会社もマニュアルは存在するし、作業などの統一化も進んでいると思いますが。当たり前の事が当たり前に出来ないのがC社の問題な訳で。
生産効率的について聞かれるパターンはこんな感じです。そんなに難しい論点では無いと思います。
ただ事例3では、与件文の解答要素と設問のくくり付けが難しい時が多いです。この解答要素は第2問、第3問両方使えるなぁというパターンです。
この場合、設問で作問者が何を聞いているか?生産計画の論点か、作業効率化の論点かを明確にしないと上手く解答要素のくくり付けが上手くできません。その結果、出題者の意図に合わないボンヤリとした解答が出来上がります。
聞かれた事にボンヤリ答える。実務ではこういう時もありますが・・・。
事例3では明確にロジカルに答える必要があります!
皆様も職場でマニュアル作ってませんか?スキルアップの為にいろいろやってますよね。
どの職場でもやっている事がC社には出来ていない。それを診断士が登場して出来るようにする。ただこれだけ。
事例1は抽象的な概念も多いかもしれませんが、事例3はハッキリしています。
論点を分かりやすくハッキリ書く!これ診断士2次試験の基本になりますので。
今日はここまでにします。
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