事例3対策 生産計画④
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
生産計画も4回目になりました。なぜ4回にも渡って書いているか分かりますよね。とても頻出論点だからです。それも合格者は得点を間違いなく獲得してくるからです。逆の事を言うと、得点出来ないと合格から遠ざかります。多分これは間違い無いです。
生産計画最後の論点は
③生産計画を見直しているか?です。
普通、計画は見直しますよね。PDCAサイクルって言葉もありますし。
一応事例3のC社も計画を見直しています。全く見直していない事例ってあったかな?
大体は見直しをしているけれども、計画策定サイクルが長いんですね。
じゃあ計画策定サイクルを短くすれば良いんじゃね?
短いサイクルで計画を見直せば、それだけ現在の在庫量、受注量を反映させられますね。生産計画を立てる人は大変でしょうが・・・
でも中小企業診断士としてのセオリーですので。生産計画立案する方には頑張ってもらいましょう。
与件には「日次」「週次」「月次」という言葉が良く出てきます。
「日次」レベルで生産計画を立てる事が必要なのに「月次」で生産計画を立てたらギャップが生まれます。
現場レベルとしては、「そんな計画意味無いじゃーん!」と計画を無視して生産しますよね。無理もないです。
大体これも与件を良く読めば分かると思います。ただ「生産計画を見直しているか?」という論点が頭に入っている状態で試験に望めば、解答根拠を能動的に探しにいけるので。
大体、生産計画の論点はここまでになります。
どうでしたか?
最後に2次試験の勉強のコツを話して終わりにしたいと思います。
皆様は2次試験の勉強をする際に過去問を活用すると思います。ただ過去問を解いただけでは実力が上がるかどうかは人それぞれです。
今日まで生産計画の論点は紹介してきました。これで、過去の生産計画も問題は解けると思います。論点が足りなかったら申し訳ありませんが・・・。
私は2次試験はカードバトルのようなものだと思っています。
本試験で「生産計画」の論点が問われたら、何も無い状態から解答を導きだしますか?
多分80分では無理だと思います。
「生産計画」が問われたら、解答要素となりそうな論点を既に自分で分かっていたらどうですか?いわばカードバトルの「カード」のようなものです。
カードバトルではカードの状況はその時々で違います。
しかし2次試験では自分でカードを用意できる訳です。
でもただカードを唐突に出してはダメです。必ず与件の言葉を使って解答を構成する。
ただカードを唐突に突きつける事は何て言うか分かります?
これは一般論って言います。事例3では一般論解答は多いですよ。事例1もそうですが。
では今日はここまでにします。
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