事例3対策:生産計画
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
2次試験に使える1次試験の論点を書いています。先日はQCDについて書きました。
事例3の核となる論点ですが、1次試験テキストにはこんな感じで書いてあります。
「生産管理は、生産(設計・調達・作業)をQ:品質、C:コスト、D:納期の観点から管理するものである」
まあそりゃそうですね。でもこれだけ書かれても2次試験でどう活用するかはイメージしずらいですね。
事例3では品質はそこそこの企業が多いです。ただC:コスト、D:納期に関してはダメダメな企業が多いことは以前述べました。
今日はD:納期について書いていきます。
納期を守れないとどうなります。そりゃ信用問題になりますよね。お前のところなんてもう頼まねえ!!と言われます。間違えないです。
では、納期を守れないと大変だから早く作ります?そんな事をしたら在庫が溜まってしょうがないです。
要は計画通りに作る事が大切です。早すぎず遅すぎず。
いわゆる生産管理と言われるやつですね。
生産管理といえば①生産計画②生産統制をすぐ思い出せるようにして下さい!!
今日は生産計画について話していきます。
1次試験受験される皆様少しだけお話します。運営管理の過去問を見てみますと
・計画の種別 大日程計画 中日程計画 小日程計画
・プロジェクトスケジューリング系の問題
アローダイアグラム CPM ジョブショップスケジューリング
そんな事が問われています。もろ過去問題集見て書いている事がバレバレですが・・・。
でも2次試験では着目する観点は変わってきます。
皆様生産計画について何が問われているか分かりますか?今スラスラ言えなければ復習して下さいね。
事例3は特にそうですが、事例企業の「あるべき姿」をイメージできなければ、問題点を正しく抽出できないです。
問題点を正しく抽出できないと、その改善策も当然に違う方向性になってきます。
あるべき姿と問題点のギャップを埋めることが課題になります。
では本題に戻ります。
生産計画で問われる論点は
①全社的に計画を立てているか?
②C社の現状を反映させているか?
③生産計画を見直しているか?です。
大体このパターンが多いです。これは明日以降詳細を述べていきますね。
あともう一つ、最近の事例3で多いパターンは、現状は大手から言われたものを作るだけの加工賃収入を得ているC社。でも今後高付加価値に向けて自社でいろいろやっていきましょう!ってパターンが多いです。
以前は言われたものを加工するだけなので生産計画を立てる必要なし!
でも今後は色々な事をやる上で生産計画策定は必須になってきます。そもそも計画無しに生産するって恐ろしくないですか?
従業員が一生懸命に生産性を上げて製品を作っても結局在庫の山じゃ・・・。従業員悲しすぎるでしょ。
では、今日はこのへんで。
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