事例4の勉強方法②
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
昨日は事例4の勉強方法について書きました。最後尻切れトンボのように終わってしまったので。今日はその続きを書きますね。
昨日は、計算問題がスラスラ解ければ事例4は合格点は取れますか?と皆様に質問を出したまま、サヨナラしましたね。皆様考えていただけました?
じゃあ、正解発表!!
正解は微妙です。すいません、私の答えが微妙で・・・。
確かに令和元年度事例4は計算問題は解けても良かったですね。ただし、第3問設問3は計算過程を書いて部分点狙いですけどね。私も70点超えで合格に寄与した事は間違いありません。(少し自慢入ってますか?)
最近の過去問を見ている人は事例4高得点ゲットして、他の事例は50点位取れれば良いみたいな、事例4集中作戦を取る人が多い印象です。
私は初学者なら賛成、多年度生は微妙といった解答です。微妙が多いですね。
初学者はしょうがないと思うんですよ。だって通常年であれば1次試験合格から2次試験まで2カ月位しか無いじゃないですか。事例4は正解がずばり分かりますし、勉強しやすいです。事例1〜3はなんかモヤモヤしますね。
でもね、暴れん坊時代の事例4を知っている人間としては、あまりお勧めはできません。ほら、おとなしい人がいきなりキレるパターンあるじゃないですか。あー怖い怖い。キレテナーイなんて言いながら、しっかりキレてる人。
事例1~3は難しいとおっしゃる方が多いですけど、過去問の本質は変わらないです。
それに事例4が得意な人でこういう特徴の人いませんか?
事例4で高得点を目指して、全ての設問に全力で答える人!
私失敗しないんです。といって見直ししない人!
こういう全力少年みたいな人ヤバいです。心当たりはないですか?
事例4はケアレスミスとの闘いになります。出来ない問題をいくら頑張って解いても、途中1回のケアレスミスで終わりです。計算過程を書かせる問題なら部分点が入るかも知れないですが。答えのみを書かせる問題の場合は、途中いくら頑張っても答えが正しくないと点数は入りません。
それに試験時間が80分と短いことも大きな要因です。80分をいかに有効に使うか?
第1問から考え無しに順番に解いていませんか?途中で難しい問題を解こうとして必死に格闘している人も多いかと。難問は他の受験生も解けないのに・・・。
難問では決して差は付きません。まあ解ければ差は付くのでしょうが、それってギャンブルに近くないですか?
事例4は80分間の戦略が最も必要な事例になります。
もっと言うと開始20分で勝負は決まっています。
極意を知りたくなってきましたか?以前も事例4シリーズは書きましたが、また後で実際の過去問を用いながら書きますね。
事例4偏重主義は危険ですよ。まあ、事例1から事例4まで万遍なく解答できる事が一番良いとは思いますが・・・。事例4は平均的に点数を取って、事例1~事例3で点数を稼ぐ事が多年度生にはお勧めです。ギャンブル性が少ないと個人的には感じています。
また事例4の計算問題を完璧に解こうとして、簿記1級などの勉強する事は止めろとはいいません。でもコスパ悪くないですか?過去問で十分すぎる程だと思いますけど。
受験生の皆様からの質問コーナーが好評につき、もう少し続けようかなと思います。
ではまた明日へ続きます。ではでは。受験生の皆様からのご質問があればお気軽にどうぞ。
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