事例2対策 プロモ編②
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
昨日は二男の誕生日でした。晴れて4歳です。ケーキを食べながらお祝いしましたが子供のストレスも溜まっているようで、私を見つめながら言った言葉が「カブトムシ採りに行く」でした。コロナウイルスが終息したらカブトムシ狩りが決定した瞬間でした。あまり虫好きじゃないんだけど・・・。まあしょうがないですね。
昨日は事例2プロモーションについて書いてきましたが、今日はその続きです。
昨日のブログはこちら
プロモーションはターゲットによって変わる話をしました。今日は
・ターゲットがB社近隣では無く全国レベルの場合
昨日はB社ターゲットが近隣である場合を述べました。こだわりの接客によるフェイスツウフェイスで関係性強化といった事が基本路線です。
今日はB社のターゲットが全国レベルの場合です。従業員による直接的な接触が出来ない場合はどうします?
★SNSの活用
最近多いですよね。コロナウイルスの影響で出題可能性も大きいと思います。今はZoomを活用した打ち合わせが多いですね。私が所属するタキプロもZoomで打ち合わせや飲み会まで開催しています。オンラインの力凄いですね。
B社が直接アクセスできないターゲットとの接点確保が出来ることが一番ですよね。
ターゲットを意識する際に、B社が直接アクセス出来るのか、出来ないのかによりマーケティング手法が変わることを意識して下さい。
よくある論点はこちら。
・インターネット販売などのマーケティング手法
・SNSを活用したコミュニケーション手法
上の2つニュアンスが少し違う事が分かりますか?
インターネット販売はもちろん売る為の仕組みです。SNSなどのコミュニケーションは顧客との接点をどう取るか?あくまでコミュニケーションなのです。
平成28年第4問(設問2)の設問です。
B社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらうために、インターネット上でどのようにマーケティング・コミュニケーションを展開すべきか。80字以内で提案せよ。
聞かれていることは、「インターネット上でのマーケティング・コミュニケーション」
です。最終目的は「インターネット販売を利用する顧客がリピート」する事です。
この問題は、マーケティング・コミュニケーションなので、顧客とどう接していくべきか?が聞かれています。事例2だからと言って、すぐ販売に繋げなくてOKです。
①インターネットで売るためには?
平成30年度で出題ありましたね。
B社の建物の外観や館内設備をHPなどで掲載したけど反応イマイチ。どうしたらいい?といった問題がありました。
要はお客にB社の良さが伝わってないわけですよね。診断士的に言うとB社の経営資源を
アピール出来ていない訳です。
B社の経営資源をアピール出来ているか?この視点は意識して下さい。
②マーケティングコミュニケーション:顧客と仲良くするには?
最近のあるあるパターン
顧客との関係性強化→SNSでのクチコミ拡散→リピート購入促進(既存顧客向け)
顧客との関係性強化→SNSでのクチコミ拡散→新規顧客獲得(新規顧客向け)
B社はテレビCMをバンバン打てません。
鉄板論点は「クチコミ」です。SNSで言えば拡散です。
お客さんに歩く広告塔になってもらうイメージですが・・・
「あーら奥さん、あそこのパスタ最高だったざますよ。おほほほほ・・・」
全国の奥様を敵に回した瞬間です。
平成25年第4問設問2を最後に見てみましょう。
副社長はX市地域外の消費者をターゲットに、オフラインでの施策により、B社のインターネット販売(オンライン)の売上拡大を目指している。そのためにはどのようなコミュニケーション戦略あるいはセールスプロモーション戦略が有効と思われるか。助言内容を80字以内で述べよ。
オフラインで施策を打つ→オンラインでの売上拡大を目指す社長がどうコミュニケーション戦略あるいはセールスプロモーション戦略を取るべきか?といった問題です。
良く分からんって感じですが・・・。オンラインでコミュニケーションを図るためにオフラインで施策をやる。合わせ技一本みたいな感じですが。
でも今まで書いてきた内容を総括すると、B社の良さをオフラインで打ち出して、ネットでクチコミ(拡散)すりゃいいんじゃね?って方向性は分かると思います。
是非脆弱な私のブログを皆様の力で拡散していただければ。経営資源がとても脆弱なもんで・・・。皆様の猫クリックをしていただければ幸いです。ではまた明日へ