中小企業診断士けんけんの部屋

中小企業診断士が日常を気ままに伝えます。

事例2対策 商品は?

おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。

昨日から事例2対策をお話しています。

いわゆるD:誰に N:何を D:どのように K:効果の視点ですね。

昨日はD:誰に=ターゲットについて話しました。ターゲット選定は本当に重要ですから。最近は高齢者か子育て世代の主婦層、和の風情を求めるインバウンド客が登場していますね。

 

今日は「N:何を」について話していきます。商品・サービス面をどうするか?といった話です。

①価格面

皆様は「価格は安くなくちゃ買わん!!」とB社に安売りを強要していませんか?もうその瞬間で0点ですよ。だって値下げ競争したら大手企業に勝てないです。

競合として大手企業が登場した場合は、低価格戦略を取っています。

もちろんB社は高付加価値戦略を取ります。これ差別化戦略です。

昔の事例では1泊5万円の老舗温泉旅館なんてB社が出てきました。さすがに1泊5万は絶対に泊まれない、私の財力では・・・。

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②商品・サービス面

事例2はとにかく「こだわり」ます。こだわりの商品・サービスを提供します。

先ほど高価格戦略と申しましたが、例えば1泊5万円の高級旅館に泊まったとします。

そこで仲居さんからこんな説明を受けたらあなたはどう感じますか?

「当旅館では食事の提供はしておりません。近くにコンビニエンスストアがありますのでそちらでお買い上げ願います。布団もご自身で敷いて下さい。お風呂はそちらのユニットバスがあります。あー温泉は無いので、近くに銭湯がありますので自分で調べて行って下さいね。」

もはや、ぶち切れ状態ですね。

高級旅館であれば、仲居が「1部屋につき1人が対応することによる、きめ細やかな対応」が強みになりますね。

商品で言えば「伝統」「こだわり」が好きですね。原材料にこだわりを持つとか、伝統的手法で作られた醤油とか・・。とにかく大手企業と商品面で差別化を図るには、B社しか出来ない商品が求められてきます。

そりゃ、ありきたりの物を販売しても大手に勝てないですからね。

平成29年事例2あたりは顕著ですが、B社の商品を詳細に書いてあるパターンは作問者の強調表現になりますので、一度目を通して下さいね。いろいろ書いてありますね。

「ベビー布団、ベビーベッド」「介護ベッド」などです。これでターゲットも分かりますね。子供を持つ親と高齢者ですよね。

平成26年の旅行会社も普通のツアーは取扱わないです。「介護付きツアー」なんです。こだわりが見えますね。それにターゲットも高齢者ですね。

ターゲットと商品・サービスについて書いてきましたが、やはり関連している事が分かりますね。青汁が好きな渋谷系ギャルは多分出てきませんね。青汁が好きな渋谷系ギャルって何人いるのだろうか・・・?逆に流行るかも。今気づきましたが、渋谷系ギャルは死語ですかね?

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事例2のターゲットと商品・サービスを年度ごとに振り返ってみる事をお勧めします。

 

旅館の事を書きましたが、コロナの影響で観光業も大打撃ですね。私の住む栃木県もただでさえ返済が苦しく条件変更対応している旅館・ホテルが多いのに外出禁止令になりましたので・・・。コロナウイルスの終息を待つばかりです。

 

今日はここまでとします。また明日へ。いつもの猫クリックを宜しくお願いします。

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