中小企業診断士けんけんの部屋

中小企業診断士が日常を気ままに伝えます。

緊急事態宣言を受けて

おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。

 

緊急事態宣言が発令されましたね。コロナウイルスの爆発的な拡大を考えると止むを得ないと思います。

中小企業診断士試験も本当に予定通り実施されるか受験生の皆様はとても不安ですよね。しかし、私に出来ることは診断士受験をされる皆様に情報を届けることぐらいしか出来ませんのでブログをいつも通りに書いています。

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あと癒しをお届けしました。イエモン様登場。

 

コロナウイルスなどの脅威を診断士2次試験から考えてみたいと思います。

事例2のマーケティングの視点から考えます。中小企業は大企業と違って経営資源が限られています。大企業のように広告宣伝をバンバン打つようなことも出来ず、「こだわりの接客」などフェイスツウフェイスのコミュニケーションが基本戦略になります。

平成29年事例2では「休憩コーナー」にて「井戸端会議」を開き顧客との交流を深めました。また「親と子の快眠教室」というイベントを開催して新規顧客開拓を実施しました。平成27年事例2でも「こどわりの商品を販売するイベント」を開催し売上増加を果たしました。

平成28年事例2では「日本の伝統に興味のある外国人観光客」をターゲットとしました。

平成26年事例2では「介護付きツアー」実施。平成25年事例2では「親子食育教育」というイベント開催して顧客との接点を確保しました。

 

しかし、コロナウイルスにより顧客との直接的な接点が持てなくなります。フェイスツウフェイスでの接客も出来ず、こだわりの接客も出来ません。イベントも出来ず集客も出来ません。旅行業界も大打撃。外国人観光客も訪れず、インバウンド需要も期待できません。もちろん令和元年のネイルサロンも濃厚接触になるんでしょうね。

何が言いたいかというと、

中小企業診断士の事例2のセオリーが通じないという事です。

これからはオンライン特に「Zoom」によるイベントなどにシフトしていくのか?

どのように「顧客との接点」を持つのか?「自社製品の良さ」をどうプロモーションしていくのか?「SNS」をどう活用していくのか?

オンラインによる販売手法やコミュニケーション手法を診断士として学ぶ必要を感じています。

 

次に事例1の組織人事の視点にて考えます。

事例1は「外部環境の変化への対応」が問われています。

いままでも「リーマンショック」「大手取引先の売上不振」「競合参入」「廉価な輸入品」「ゴジラ襲来」などいろいろな外部環境変化が起こります。そこでA社社長は諦めずに立ち上がります。中小企業診断士であるあなたと共に。

コロナウイルスに対して、社長はどういう対応が取れるでしょう?診断士を目指している方もこういう社長のお手伝いをしたくないですか?(助けてやるでは無く、お手伝いですよ)

従業員の方も在宅勤務中心の方が多く、従業員とのコミュニケーションが疎かになり、モラール低下も予想されます。

また組織面でも、今までは機能別組織の縦割り組織から事業部制組織、マトリックス組織に変更し部門間コミュニケーションを活発にしてモラール向上を図りました。また研修や外部機関との交流促進も常套手段でした。

これもオンラインによるコミュニケーションやZoomを活用した研修・セミナーなどが中心になっていくのか?

新しいビジネスモデルの構築が必要な時代なのかもしれません。

 

すこし長くなりましたので今日はこのへんにしておきましょう。

コロナウイルスによる緊急事態宣言は日本経済にとって大打撃なのは間違いないでしょう。しかし、この外部環境を受けて、新たなビジネスモデルの構築、特にオンラインの活用がこの逆境を乗り切るカギになると思います。

とIT音痴の私が偉そうに話しています。IT技術を一生懸命に学ばなければなりませんね。

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