令和元年事例4 財務諸表
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
コロナウイルスの影響でプロ野球などのスポーツイベントも延期になってますね。オリンピックも延期ですか。(今日慌ててブログ編集しています)診断士試験はどうなるのでしょうか?
いろいろ不安はあると思いますが頑張っていきましょう。
話はは全然変わりますが、先日コンビニでプロ野球チップス2020が販売されていました。これには選手のカードが付いてきますが、今年の第1号は「西武ライオンズ 外崎脩汰選手」でした!
外崎選手といえば、球界一のユーティリティープレイヤー。内野も外野もいろいろなポジションをこなします。
中小企業診断士はゼネラリスト資格と言われますが、外崎選手みたいにさまざまな役割をこなしていきたいです。ちょっと強引ですかね。
大学が埼玉にあったので、西武ライオンズと浦和レッズの試合は良く観戦にいったなあと懐かしく思う今日この頃でした。
ところで前置きが長くなりました。
令和元年事例4について観てきましたが、今日は財務諸表です。
財務諸表はこちらです。
復習になりますが、まず何をやるんでしたっけ?前提として黄色のマーカーで財務諸表の当期項目にアンダーラインを引いています。
手順としては、
①流動比率チェック
②自己資本チェックでしたね。
①流動比率は100%割れています。解答候補に挙がります。
②自己資本比率は30%くらいです。解答候補からは多分外れます。
次に
③大きく変化している数字チェック
BSでは棚卸資産、短期借入金が大きく変化していますね。
これは「在庫である棚卸資産が増えちゃって、資金繰りが厳しくなり短期借入金で賄ったら流動比率が悪くなっちゃった、テヘッ」のパターンじゃないですか!!
次にPLにいきます。
売上高経常利益率を悪い指標にしたい場合は、明らかに営業外費用にメッセージを入れてきます。でもこの事例ですと営業外費用にメッセージ性はありません。
ということは収益性が悪い場合は、売上高総利益率か売上高営業利益率のどちらかになります。
ここでBSとPLを連動して見ていきます。
売上は前期に比べて上がっています。ということはBSの売上債権、棚卸資産も連動して上がります。この場合売上の増加幅以上に棚卸資産の増加幅が大きいですね。
しかし有形固定資産は当期指標が前期に比べて低下しております。有形固定資産が低下しているのに売上増加している。つまり有形固定資産回転率は高いという事です。
ここまでのまとめ
良い指標・・・有形固定資産回転率
悪い指標・・・売上高総利益率、売上高営業利益率、棚卸資産回転率(確定)流動比率
一つ気づいていただけましたか?
今まで電卓を一切使っていないことに!!
電卓カチャ男封印です。
ここまで指標が絞れれば十分OKですね。
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