中小企業診断士けんけんの部屋

中小企業診断士が日常を気ままに伝えます。

コーヒーブレイク 

おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。

最近、気がつけば槇原容疑者の「どんなときも」を口ずさんでいる自分がいます。今日届いたポケットWIFI「どんなときもWIFI」。年代的に「どんなときも」を聞きながら高校受験の勉強をしていたり、影響力は絶大ですね。(私の中で渡辺美里槇原敬之は学生時代のバイブルでした。若い方すいません、おじさんトークです)。今回の槇原容疑者の件は本当に残念でなりません。

 

毎日ブログで診断士試験の話をしていますが、3連休明けでもうしんどいわ・・・、という声なき声が聞こえてきそうです。

私の本職は銀行員です。それも地方銀行。私が銀行に入った20何年前は安定した職業でしたが、今は収益確保が困難な不安定な職業ではないですか・・・。外部環境の変化って怖いですね。保守的な考えばかりが先行していて「ゆでがえる」自発的な行動が出来ていない結果ですね。

現在、支店の融資部門を受け持っていますが、みなさん債務超過って聞いてどういうイメージですか?なんだ結局診断士試験の話かいって言われそうですが。「債務超過」って結局全ての資産を現金化しても借金が残ることですよ。そんな状態だともう潰れる寸前なんじゃね。なんて診断士の勉強していると思うかもしれませんね・・・。

でも私の感覚だと債務超過の会社なんてそこらじゅうにありますよ。」それも「そんな債務超過の会社の社長が高級会社に乗って銀行にやってくるんですよ。」なんかおかしくありません?会社の赤字が積み重なって債務超過になってくるのに社長が高級車にのってくるなんて・・・。(俺もそんな生活して見たかった!!)そのからくりは「会社で税金を払う位なら会社のお金で高級車を買っちゃったり、役員報酬で社長の懐にがっぽり入れて、会社の利益はすっかすか。」ってところが実態ってところでしょうか。債務超過計上しているから過去の赤字が累積しており、本来は債務超過解消に向けるべきでしょうがね・・・。ここで言いたいことは、ただ単に決算書を見て債務超過だからダメって言わずに実態を見る事です。だって社長の懐はがっちりマンデーですから。

あと銀行員って「現金」「貸付金」は良く見ます。仕分けとしては①銀行が「融資」実行し借入金増加→現金増加②代表者または関連会社への貸付金増加。これが何を意味しているか分かりますか?預金として集めた大切な資金を銀行が融資する。お客さんがその融資金を関連会社や別会社へ貸付して迂回融資の完成になります融資金を社長への貸付金として流し投資資金・・・なんて事もあります。社長としては資金が集まれば何でも良いなんて感覚でグループ会社の中で業績が一番まともな会社で融資申し込み、それを関連会社へ資金を流します。社長としても資金繰りがなんとかなれば良い気持ちが分からなくもないですが・・・。

 

ついでに、CF計算書にて現預金があるに越した事は無いなんて習いますよね。決算書を見て現預金項目はまずチェックします。ただ預金なら分かります。現金って会社にそんなゴロゴロ置いてありますかね。会社や銀行の貸金庫に札束がうなる程あるよ!! って会社は別ですが・・・。現金が以上に多い。または貸付金が以上に多い時銀行員がまず思うのが粉飾決算です。あとは「在庫が多い」「売掛金が多い」などもろもろありますが・・・。

 

結局何が言いたいかって?銀行もいろいろあるって事ですよ。とほほ・・・。

ではまた明日へ続きます。こんな事聞いてみたいなどあれば、今後のブログに反映していけらればと思いますのでコメント欄からお願いします。(かなり下の方にあるかと思います)

 

「ありがとうございます。今日は皆さまから「ポチッとな」をいただきました。こんなんなんぼあってもいいですからね!!」ミルクボーイつかみのネタより。

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