激動の事例Ⅳ
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
お久ぶりの投稿になりました。
中小企業診断士2次試験を受験された皆様お疲れさまでした。
本試験の4事例はかなり手強かったようですね。ネットが荒れております・・・。
私も試験問題を見ましたので、私なりの感想を書きたいと思います。
おっと、その前に皆様の合格をお祈りしておきます。
1.まずは事例Ⅳについて
難易度は想定通りでした。
受験生の数も過去最高が予想される中で合格者を絞らなければならない・・・。
出題者の視点で考えれば事例Ⅳを超難問する事が一番簡単な方法だからです。
過去にもこんな記事を書いています。
難化する事は想定していましたが、想定を超えてきました・・・。
昔の暴れ馬だった事例Ⅳを知っている方にとっては懐かしいかも知れません。
この無情な感覚・・・。無力感・・・。脱力感・・・。
どうしても・・・が多くなってしまいます。
昨年の事例Ⅳの難易度が低かったために、事例Ⅳ一本釣り作戦を励行された方には少しキツイ勝負でした。
しかし、難しい問題はほとんどの人が出来ません。 あまり落ち込む必要もありません。
相対試験なので他の人より少しだけ出来ていればそれでOKです。
あとは正解すべき問題で確実に得点出来たか、それだけです。
計算過程をどれだけ分かりやすく書けたか。見直しを何度もやったか。この勝負だと思います。
2.事例Ⅲについて
こちらも厳しい戦いでしたね。図表が無いし・・・。
ブログでも図表対策としていろいろ書きましたが、予想が裏切るのが診断士2次試験という事でしょうか。
まずはタイムマネジメントが厳しいと思います。
第1問 C社の強みと弱みを各40字
第2問設問1 営業部門の問題点と改善策をそれぞれ60字
第2問設問2 製造部門の問題点と改善策をそれぞれ60字
第3問 IT活用について120字
第4問 モニュメント製品事業の充実、拡大について120字
これは解答用紙を見た瞬間に気付いたでしょうか?
マス目の多さ=タイムマネジメントが厳しいという事です。これだけの問題数。
40字、60字と短文で答えさせる問題は一見楽に見えますが編集が辛いです。
製造工程を自分で図に書かないと問題点が分かりにくい構成になっています。
まだ罠はあります。
第2問と第3問は製造プロセスの改善になりますが、両方共に納期遅延という課題を解決
しなければなりません。第3問はIT活用という論点にはなりますが・・・。
論点は個別受注生産で設計に時間がかかり過ぎるので納期遅延が起きている。それを解決しましょうというストーリーでありますが・・・。
これから詳細は分析しますが、第2問と第3問を完璧に切り分けが出来た人は少ないかもしれません。
昨年も難しかったですが、今年も難しい事例Ⅲでした。
とりあえずの感想でした。
事例Ⅰと事例Ⅱについては、また書きます。
では今日はこのへんで。
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