中小企業診断士けんけんの部屋

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任天堂㈱の決算書を見てみよう①

おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。

今日は任天堂㈱の決算について見ていきます。以前オリエンタルランドの決算分析をしました。Youtubeの「〇〇してみました」的なノリでお送りしましたが、好評につき第2弾をお送りします。あえてタイトルに分析と言う言葉を使わなかったのは、このブログを書いている時点であまり分析が出来ていないからです・・・。書きながら分析していきます。

 

任天堂㈱」はコロナウイルスの影響で経済活動縮小される中でも、いわゆる勝ち組と言われています。

その要因は、あつまれ動物の森:いわゆる「あつ森」の大ヒットである事は間違いありません。

といっても私はあつ森をやった事は無いので魅力は語れません。すいません。以前「ワイドナショー」でタレントの指原莉乃さんがこのソフトを紹介しているのを観た程度ですが、オンライン上でのコミュニティを図るみたいな印象を受けました。

実際リアルでコミュニケーションが取れない期間が長かったですからね。その課題をオンライン上でクリアした点が爆発的ヒットに繋がったのでしょう。世の中のニーズにドンピシャでハマって巣ごもり需要を取り込んだと言えるでしょう。

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 ★あつまれ、ふくろうの森ではありません!!

 

では決算分析を行う際に必要な「2020年3月期決算短信」「2020年3月期決算説明資料」はリンクを張り付けておきます。

「2020年3月期決算短信」

「2020年3月期決算説明資料」

 

★売上

2020年3月期の売上は13,085億円(1兆3,085億円ですが、決算の表記に合わせますね)対前期比+9%と絶好調です。

任天堂といえば現在は「Nintendo Switch」シリーズが現在のメインハードウエアです。任天堂は昔は「花札」などを売っていました。私が任天堂を始めて知ったのはゲームウオッチです。私が小学生の頃はみんなゲームウオッチに夢中でした。若い人は知らないでしょうが・・・。「オクトパス」「ドンキーコング」など名作でした。

今の子供は「Nintendo3DS」や「NintendoSwitch Lite」を持ち歩いてますね。ゲームウオッチは携帯用ゲームの元祖的な存在でした。ゲームウオッチ大師匠みたいなところですかね・・・。

それからファミコン一世風靡を果たします。ガキの頃死ぬ気でやったな。勉強では無くファミコン。「ドラクエ」「ファイナルファンタジー」「マリオブラザーズ」など名作ソフトが一杯。

その後は「スーパーファミコン」→「NINTENDO64」→「ゲームボーイ」→「ゲームキューブ」→「DS」→「Wii」→「3DS」→「Wii U」→「Nintendo Switch」と続いていきます。

ハードも成功しているものもあれば、大コケしているものも・・・。ハード開発も多額の研究開発費を費やしているのでしょうから。失敗したら大損害でしょうね。最近ではWii Uが大コケですね。WiiU自体のコンセプトがあまり伝わらなく、魅力的なソフトも少ない。ヒットしたのは任天堂から発売されたソフトだけであり、他のメーカーからヒット作が出ていない。そりゃそうですよね。魅力ないハードでわざわざソフト作りたくないですよね。ソフト作るのも当然お金もかかる訳ですし・・・。

まずがハードを如何に普及させるか?それに付随して、面白いソフトを発売出来るか。

ハード→ソフト。そしてソフトが売れれば、ハードも売れる。シナジー効果ですね。

いつもはこの位の分量で終わるのですが、これでは私の思い出話しで終わってしますのでもう少し続けます。

決算説明資料にいろいろな分析が載っています。

ハードウエアは今期2,103万台で24%増加になっています。(NintendoSwitch自体の販売台数自体は減少しているが、NintendoSwitchLiteを新発売させハードウエア全体としての販売台数は増加しています)

それに対してソフトウエアは16,872万本で42.3%の増加です。これ脅威的ですよね。

ソフト売上は「ポケットモンスター ソード・シールド」が1,737万本で1位、

2位が「あつまれ どうぶつの森」で1,177万本で2位になっています。

あれ?あれだけ「あつ森」が人気だと言っておいてランキング1位じゃないの?って疑問を思われるかもしれないですね。

あつまれ どうぶつの森の発売日って知っています?3月20日ですよ。

任天堂の決算は3月末なので12日間で1,177万本売れたことになります!!

ちなみにポケモンセンターソード・シールドの発売日が2019年11月15日なので約3か月ちょっとということなので、あつ森の凄まじさがここに表れています。

任天堂にとっても思わぬ誤算なのか?計算済なのか?

明日は引き続き任天堂の決算を書いていきますね。

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