中小企業診断士けんけんの部屋

中小企業診断士が日常を気ままに伝えます。

マトリックス組織でどう?

おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。

コロナの影響が本格的になってきましたね。株価がえらいことになっています。当然私の保有している投資信託もすごいことに。トホホでござんす。

 

 事例1対策が毎日にように続きますが、拒否反応出てませんか?

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昨日のブログでお話したこと重要なのでルール化しておきます。

事例1のルール③

「外部環境の変化に合わせたドメインを意識すること」

外部環境の変化に対応しないと、どういった組織になるでしょう?

令和元年事例1 第2問

A社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。その背景にあるA社の企業風土とは、どのようなものであるか。100字以内で答えよ。

 

今なら、なんとなく答えられるんじゃないですか?ようはぬるま湯にどっぷり使って外部環境を意識していないってことですよね。

 

さて、事例1ってどういう事例ですか?組織人事の事例ですよね。

では、けんけんクイズ。

あなたならはどの組織体系が一番良いと思いますか?

①機能別組織 ②事業部制組織 ③マトリックス組織 

なんか①機能別組織は専門性が発揮できるからいいけで、部門間コミュニケーションがイマイチだな。②事業部制組織は権限が事業部長に委譲されているからトップの負担は減るしな。③マトリックス組織はなんかカッコよさそうだね。

じゃあ、答えはマトリックス組織でどうでしょ?

 

正解は・・・分かりません。(だいたい私がこういう質問をした時の解答は分かりませんになります)

正しい正解は「A社が目指す方向性やドメインにあった組織が大正解になります。

組織なんてどれ選んでもいいんです。要はA社の戦略にあった組織を選べば良いんです。

これって企業経営理論で習わなかったっけ?

「組織は戦略に従う」って、昔のお偉い方が言ってませんでしたっけ?

組織ありきでは無く、A社の戦略にマッチした組織にすることが必要です!

 

事例1のルール④

「戦略に合わせて組織も変化することを意識すること」

 

よくあるパターンで考えましょう。

地元で有名なA社。機能別組織のもと少人数の正社員で運営されています。ただA社社長は全国市場へ展開していきます。

A社の組織そのままで大丈夫?ってことです。

A社の戦略と組織がマッチしなくなるのです。

これを意識できると事例1の見方が変わってきます。だって外部環境の変化に対応してドメインをシフトしていきますよね。ということは組織だって今までと同じわけにはいきません。

 

ただ戦略はどれでもいいと言いましたが、各組織のメリット、デメリットに関しては即答できるレベルにして下さいね。そこらへんは絶対に必要ですよ。

 

ではまた明日へ。

 

マトリックスぽちり。

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